
様々な画材
絵を描く画材は、様々あります。
アクリル、油、水彩、色鉛筆、鉛筆、パステルなどなど
画材によって
描き味も変わり
人によって相性もあります。
それぞれの画材は一長一短
アクリルは、速乾性に優れていて
絵を素早く完成させたいときに便利です。
その一方で
筆に絵の具がついたまま放置していると
カチカチに固まってしまったり
乾燥が早いので
作業が追いつかない場合は
遅延のメディウムなどが必要です。
油は、その逆で
乾燥までに時間がかかるので
じっくり手を加えたり
描き直したりができます。
時間をかけて色が固着するので
画材として強固で
耐用年数も高いです。
難点としては
匂いが苦手な人がいるかもしれません。
乾くのが待ちきれなくてつい手を入れてしまうと
どんどん濁ってきたりします。
水彩は、小学生の頃から使っていて
私たちが慣れ親しんだ画材でもありますが
描き方によっては
ちょっと難しかったりします。
描かない部分を計算したり
水加減でシミや滲みを自在に操れるようになるまでには
少し修練が必要です。
色鉛筆も、風景画や静物画など
描写画材としてgood。
絵の具では出せない
素朴さや優しさが表現できますし
メーカーによって色の調子が違うので
自分の描きたい絵によって
質感も変わってくるかもしれません。
その他にも
ポスターカラーやオイルパステル、ペンやインクなど
数えるときりがありません。
水に溶ける油絵の具?
最近では水で溶かせる油絵の具なども販売されていますよ。
ふつう油絵の具は、薄めるのに揮発性溶剤や樹脂を使います。
そのためベトベトしたり
筆を洗う専用の液剤があります。
でも、この水可溶性油絵は
水で薄めたり、水で筆を洗ったりできて
普通の油絵の具のような強い匂いは無く
自宅などで制作される方にはおすすめです。
(私が油絵を描き始めたころ、課題を自室で描いていたら
家中に油絵の具の匂いがして、母に怒られました 笑)
また版画やコラージュなども含めると…
表現するための画材はさまざまあり
それに伴い技法も沢山学べます。
初心者の方は、先ずは
やってみたい画材に触れるのがおすすめ。
興味を持ったタイミングで
様々な画材に触れていくことで
創造の幅も広がっていくことでしょう。
