点と点が紡いだもの

Nさんの作品が完成しました



およそ3年間
じっくりと取り組んだ作品です。

植物の写真集を見ながら
ご自分の好きな図柄を
こつこつと描画されました。




ひとつの画面を
3年間もの間
コミットし続けることは
簡単ではないと思うのです。

飽きが来たり
焦りを覚えたり

自分を否定したままでは
完成は遠のきます。

更に、点描の性質上
集中して描画しなければなりません。

3年間の間に
幾つも訪れたであろう
密かな制作の壁を

そんな素振りを
見せることもなく

彼女はただ淡々と
作品と向き合いつづけました。

そんな彼女の姿勢に
私も多くを
学ばせて頂きました。





時間がはぐくむもの


彼女の描く
ひとつひとつの点は

目に見える以上に広がる
無数の交差の軌跡であり

時であり
場であり
記憶であり
未来なのだと思います。


いつかどこかに
この作品が飾られたとき

この作品の前に立つ人が
どんな想いを描くのか

作品が生みだす
時間を超えた新しい関わりも
とても楽しみにしています。

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